[ Top > このサイトと作者について > 雑記帳 > 民主党の反米政策は危険だ ]

民主党の反米政策は危険だ

2010年2月20日更新

2009年に日本は民主党政権となった.しかし,そのための政策変更によって米国との関係に亀裂が入り始めている.このままでだと我が国はきわめてまずい立場に置かれ恐れがある.

代表例が普天間基地問題である.日本政府は自民党政権時代に普天間基地をキャンプ・シュワブ沖に移設することを米国と合意した.民主党政権はなんだかんだと理屈をつけてこれを翻そうとしている.

もし民主党が方針を変えなければ,米国はいろいろな手段を使って普天間基地のキャンプ・シュワブ移設を迫って来るであろう.

その際の米国の出方が問題である.日本の政治家に文句をつけるくらいならまだ良いのだが,日本の存亡に関わるようなことをされると非常に困る.

最悪のパターンは経済封鎖である.日本は外国から食糧・飼料を大量に輸入しているし,原油も海外に依存している.もし米国が食糧や飼料を日本に売らないと言ったらどうなるか.シーレーン防衛をしてくれなくなったらどうなるか.

日本は太平洋戦争に負けたため,米国の属国になってしまっている.良い悪いではない.これは現実である.だから,国際情勢が変わって米国に依存しなくても済むようになるまでは,おとなしく米国の言うことを聞くしかないのである.どんな政権であっても,このことは必ず意識しておかなければならない.

民主党の政治家はこういうことをわかっているのだろうか.わかっていないはずはあるまい.旧社会党が政権を取ったときでさえ,彼らは日米安保条約は現状のままとする,と言ったのである.民主党は国民に対する変なご機嫌取りを止めて,現実を見据えた対応をしてもらいたい.

付記(2010年2月20日)

米国はトヨタ自動車に対するバッシングを強めている.これは普天間基地問題と無関係だという人がいるが,私はそうは思わない.明らかに報復の性格を含んでいる.米国は日本の外堀を埋めていくつもりであろう.


[ Top > このサイトと作者について > 雑記帳 > 民主党の反米政策は危険だ ]